差別化を図る

通夜の時の晩飯の仕出し弁当と
その後寺に泊まった人の為の朝食の仕出し弁当の事なんです。
近所の弁当屋ではなく
某寿司屋の弁当だったのですが
御飯が暖かいのです。
要するに冷めていない。
熱々ではないがホカホカなのです。
(おかずは普通に冷めてます)


寿司屋の従業員がわざわざ寺まで来て
炊飯器から御飯をお膳に盛っていたらしい。
我が街に寿司屋は、聞こえは悪いが腐るほどある。
どこも生き残りに必死なのだ。
細かな所で評価を上げようという工夫を評価したい。
ちなみに寿司屋の仕出し弁当なので
当然ながら全て寿司・刺身系でした。


通夜の晩飯は刺身3点、海老・白身のフライ、鮭の塩焼きに煮物系。
(寺に泊まってないので朝は食べてません)
斎場で食べた昼食は巻き寿司・いなり寿司・かっぱ巻きと天麩羅・刺身3点。
夜は香典返しで持って帰ってきたもので
1人前の和洋中のオードブルと小サイズの生寿司5貫*1・刺身3点。


寿司屋の命である「生寿司」を香典返しに使ってきた訳です。
店の印象を強くしようとしたんだろうなぁ。
でも遠方から車や電車で来た人にナマモノはキビシイと思う。
3度の食事の刺身には、常に保冷剤が付いていたが
寿司に保冷剤は付いていない、いや付けれない。
そこが残念な所なのだ。
市外から来てる人は今回の葬儀ではかなりいた。
香典返しが「市内から来てる人用」のメニューだったのだ。


「食べる側の都合」と「店の思惑・プライド」ってのが
上手く噛みあっていないように思える。
寿司の街で売ってる以上は細部まで気を使うべきだと。

*1:赤身・イカ・海老・いくら・ウニ