新聞4コマ

子供の頃は新聞なんて「テレビ欄の裏側の4コマ」しか見ていなかった。
来月から道新は「ほのぼの君」から「ちびまる子」らしいが
今日のネタはこれではない。


道新の夕刊中面にテレビ欄の裏側の4コマとは別に
違う作者の4コマが乗っている。
私は今日の4コマを見て唖然とした。
ペットである猫のカンちゃん(二足歩行可能)一家描いた漫画である。
(登場人物は、カンちゃん以外全員人間である)
因みに、この漫画の画風は「ほのぼの系」である。


1コマ・・・蜘蛛の巣に引っ掛かった蝶がいる描写。
2コマ・・・猫のカンちゃんが棒で突っついて蝶を巣から救出
3コマ・・・蝶が「ありがとう」と言って飛び立ち、カンちゃんの家の中へ入っていく
4コマ・・・お爺ちゃんが箸で掻き混ぜていた納豆の糸に蝶が絡まって4コマ終了


これは何が言いたかったのだ?
作者は購読者に何を伝えたかったのだ?
新聞4コマなんて社会風刺とか時事ネタが大半だが
今日のこの4コマが一体何だ?
「他人を助けたって意味無いよ?」とでも言いたかったのか?


これは個人的な考えだが
納豆の糸に絡まった蝶が、その後無事な訳が無い!
あのネバネバ感!
蜘蛛の糸とは比べ物にならないくらいの粘着力ありそうでしょ!
ただこれは、私が「納豆嫌い」ってのもあるかも知れない。


もしこれに5コマ目があるなら
お爺ちゃんが「ごめんね;;」とか言う描写で
蝶を逃がしてやるストーリーを購買者が想像しろとでも言うのだろうか?
これなら円満解決だが、それでは4コマ漫画としては未熟すぎる。


こんな記事や漫画載せてたら
若い世代は新聞なんて購読しなくなるよ?
ネットで十分なくらいニュースは読めるんだからね。
本当は今日はネタが無かったのですが
晩飯後の夕刊を見てそんな事を思ってしまったのです。