佃煮

あれば食べるのだけど
無くても困らないおかずなのですが
何でも、母が骨密度検査で酷い結果だったらしく
カルシウムたっぷりの食材を買ってきていたのだ。
それでシラスの佃煮が珍しく夕食に並ぶ。
母は結構身体を動かしてるとは思っていたが
どうも骨密度とはまったく関係が無いようだ。


この佃煮なのだが非常に甘い。
大体佃煮ってのは甘いもんだがこれは甘すぎる。
一口食べれば口の中は水飴でベットリ。
悪い意味でタマラン。
バス通りに佃煮工場があるのですが
夏や秋だとバスの窓が開いてる事が多いので
甘ったるい匂いがバスの中に入ってくるんです。
あの甘い匂いが口の中にベッタリくっ付いてるようだ。


徒歩2分の豆腐屋は中学生の頃に潰れたし
近所の不二家もアレの御蔭で潰れたし
モスバーガーもいつの間にやら潰れたし
町内の市場もすぐ裏のスーパーに押されて厳しいし
国道沿いのラーメン屋1軒は潰れるし


そんな中でも逞しく生き残ってる佃煮工場は
我が町の誇りですな。
甘い佃煮も白い御飯に合うよね。道産米は安いし。
高い米に比べ、キロ2〜300円は安いんじゃなかろうか。


米食文化が佃煮工場を支えているんだなぁ。