聞く相手

今年で11回目の我が町の冬の祭りが開催中ですが
今年は観光客増加の為に「喰い倒れツアー」とかやってるらしい。
要するに祭りを見た後の観光客が札幌方面に流れないように
店の営業時間を延ばしてグルメや買い物で観光客を足止めさせよう
って企画らしいのです(ちょっと聞こえが悪い書き方かな)。
さて今日の新聞地方欄を見てみると
ビールに寿司を頬張る観光客女性の写真が掲載されていた。
だが問題はコメントだ。
「寿司が不味い」とかそういうコメントではない。


「祭りも美しかったし寿司も美味しいし満足です」みたいなコメント。
これは企画者は大喜びだろう。
だが問題はその後の一文だ。
「祭りも美しかったし寿司も美味しいし満足です」
と「札幌市」から来た観光客のOOさん、とある。


いやいや、聞くなら道外の観光客に聞きましょうよ。
街に住んでる私達は「外からの観光客が祭りをどう思ってるのか
満足してるのか・不満は無いのか」について興味がある訳で
JRで30分もあれば行けるような近場に住んでる観光客の意見は
酷い書き方だが別に興味はないのだ。
今後も祭りや街を盛り上げるには
道外からの客を積極的に取り込まなければいけないはず。
「札幌に客が流れない為の企画」だったのに
ましてや札幌から来た客にコメントを聞いてどうするのか。
当然そのまま札幌に帰っただろうし
「観光地で1泊させる」は重要なテーマであろう。


だって、自分の街を他県民の人が誉めてくれてるのって
とても嬉しいじゃないですか。
地方紙担当の記者さんはコメント聞く相手を間違ったのかね。


昨日からの収穫
ブッチャーナイフ
知恵地
魔耳×1