タチ

実家に戻ってきてから食えるようになった物だ。
何の事は無い、スケソウダラの白子の事だ。


これは子供の頃に食べた記憶が無いからだ。
形で例えるなら(表現が悪いが)
「脳味噌を形を崩さずに汁物に入れた」ような物だ。
第一印象が私にとっては「脳味噌」なのだから
非常に気味が悪い。
ましてやどんな味がするか分からない。


まあ秋刀魚のハラワタを食うのは家族で私だけなので
物は試しにと食べてみたのだが
これがまた非常にクリーミーである。
口の中でとろけて味が広がるのはあんな事をいうのだろうか。


でもやっぱりあの形を見ると「脳味噌」を思い出しちゃうんだよなぁ。