驚きの結果

道新一面は「道産米が一番」との記事。
何でも東京において北大の准教授が
有名品種の米を食べ比べ試験を一般参加者に行ったところ
期待の道産米の新品種が総合評価で新潟産コシヒカリを抑えた、との事。
もっと書くと、数年前から販売されてる道産米の品種も
新潟産コシヒカリより総合評価が上だった、という事か。
ただし数字的に見ると大差ではなかったようだが。


一見すれば「おぉ〜」「へぇ〜」となる記事だが
これは果たして適切に行われたものであっただろうか。
「新潟産の米だけ炊き方が下手だった」とか
「新潟産コシヒカリでもピンキリでキリの方」とかもあるだろう。
審査した人達は海原雄山(笑)とか料理評論家じゃなかったようだし
米なんて余程酷くない限り区別なんて出来ないと思う。
私達は「イメージで物を食べてる」事だってあるし。


だがこのままだと新潟産コシヒカリ
「高くて大した事のない米」のイメージが道産子に定着しちゃうし。
新潟の大学の教授が東京で試験を行うと結果はどう出ただろうか。
今日の一面を読んでそんな事を思ってしまった。